屋敷稲荷さんを撤去してからおかしくなってしまった家の話し。

家に祀られていた屋敷稲荷様を撤去してから、家の方が難病、様々な事に巻き込まれてしまい、明らかにおかしいと連絡あった家の話し。

きちんと儀式行ったのかは定かではないが、神社の神主さんにやってもらったと話はあったが、それを呼んだ方はもう亡くなってしまったので、どこでやってもらったのかもわからないとの事。

下に置いてある石の台もない。何も残っていないとなると、石屋さん的な方が来ないと運べない大きさ。確実人が運びましたね。がわかる状況。

あったであろうところを掃除すると、そこに住んでいた人が飲んだであろう缶ピールの缶をそこに投げだのが沢山出てきた。草に囲まれて今までわからなかった。そんな状況に何故なるのか。そこをめがけて缶ビールの缶をわざわざ投げるか。捨てるか？　　そう思えば、つじつまが合うのではないか。他にも場所はある。土地はある。その場所でなくてもいい。でもそこ。もう屋敷稲荷様の台も何もない所だけめがける。まさしくその方が、難病になり、結果亡くなる。若くして。

そのご家族からの連絡で、初めてその土地に行ってみた。

草は沢山あり、綺麗に整理されているとは言えない逆にすごい荒らされている状況。そこをなんとか　綺麗にしたいご家族。そして何かおかしいであろうと思っての連絡。まさしくビンゴ。

さっそく元あったであろう場所前に、土地に座り、儀式を執り行う。それは、謝る事である。詫びる。決して立ってではなく、座って。少し小雨が降ってきた。なぜだ？なんかあるなと思いながらも、小雨でも決行。小雨だから濡れると言うことも特にない。深々と頭を下げ、心から詫びる。そこのご家族も頭を下げ、詫びを入れる。その時小雨がピタッと止まった。

その時、立ち上がり土地全てを祓いに行く。なんとかここの土地の怒りを鎮めたい。人のやり方で怒らせる事は良くないと。

回ってくると何か変だと気づく。次は家の中、神棚の所に通されるが

見上げると、そこは恵比寿様大黒様をお祀りしている神棚だった。それを中心として、違う神社さんの祈祷札が左右に挟んで置いてある。恵比寿様だから恵比寿様をいただいた方角に向いているが、他のお札も同じく置いてあるので、北西を全て向いてある。

恵比寿様は元々海の大漁の神様である。海、水、雨。なるほど、小雨はこれか？とその時思い。ご家族の方は、この神棚を撤去しようとしていた。

しかし私がが見るにとても古く、二代前から大事にされているものと聞き、尚更撤去を断った。こんなにしてきてくれた神様をそれも、いま違う物を左右に挟んでしまっている。そこは詫びて、感謝を持ち、大事にお祀りするべきだと伝えた。ここの家は家業をしている自営業である。では、、こちらの自営業されている所におもちして、お祀りする事になった。

祀り方で障りにもなる。が、いらないからと今回は屋敷稲荷様を撤去し、更に恵比寿様も撤去しようとしていた。祀り方を伝え、願いを今はせず、手を合わせるだけ。詫びをして、これまでの感謝をするべきだと伝え、わかってもらえた。

その時外は、小雨も止み、おひさまが出てきた。家に光が入り込み、小雨で濡れたくさぐさは日の光でピカピカと光って見えた。

これで大丈夫だ。と確信した。人生色々とあるが、それだけ繁盛されてきたのには、努力もあるが、何かの力は必ずあったと思う。そこをいらないからと撤去するには、大変危険な事だと思う。あくまでもまだ、事業やっているから祀れる事もあるが。又　ちゃんと神主に頼んでやってもらっても、気持ちがなかったからなのか？と、これも学びの一つだった。

人間代表としてこれまでの感謝を述べるのも　こちらの役目。やってきてもらった恩をちゃんと受け取って頭を下げなければならない。

人は頼む時だけ頼んで、そのまま。

私は今回、恵比寿様と大黒様の暖かさを　左右のお札をとり　儀式している時ものすごい力を感じた。いらないと言うなら私がもらってこようとも思うくらい、すごいパワーを感じた。

それは、今までの方、今は亡き祖父母の方の願いも入っている物だかと思った。たがらこそ、まだ大切にされたらと強く勧めた。

周りのやしろは少し壊れていた。そんなのは、取り替えてもいいし、だれかに直してもらえばいい事で、そこに障りなどない。

感謝の心と、暖かさと、頑張る気持ちがあるなら、商売は必ず更に良くなると思う。

感謝と　思える気持ちに勝るものはない。

K

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